出題範囲について

 この検定試験は、問題を解きながら理解を深めることができる、学習型の出題形式になっており、難易度を比較的平易なものとしています。

 出題範囲は、以下のとおりです。明確に合格水準への到達を目指す場合は、キーワードをインターネットで検索して事前学習することをおすすめします。
 また、初学者向け分野ごとの簡単な解説集「ファーストステップテキスト」もご購入できますので、ご活用ください。

 試験問題は、ランダムに30問(各問の設問数は3=計90問です。)が出題されます。

 
 出題範囲は、次のとおりです。
1 地域イノベーションに関する事項
 当サイト「地域イノベーション検定について・基本事項」のページから一部出題されます。

2 地域イノベーションに関するキーワード
 次の分野に関係する問題が出題されます。

(1)地域資源の活用

  地域での活動においては、地域資源を活かすことが重要であることから、地域資源とその活用法についての実務的な知識を問います。
(主なキーワード:農山漁村発イノベーション 6次産業 商品開発プロセス HACCP 地域資源 地域ブランド化 中山間地域 棚田)

(2)地域での事業実施

 地域で事業を行う上で、必要な考え方や、事業化の例の業種の一つである、食に関する実務的な知識を問います。
(主なキーワード:経営理念 三方よし 事業承継 小規模事業者持続化補助金 コワーキングスペース 商店街)

(3)観光について

 地域で活動する上で関係する、観光に関する知識を問います。
(主なキーワード:DMO  鉄道・航空会社による地域活性化 ワーケーション 国立公園 グリーン/ブルーツーリズム 海業 農泊) 

(4)地域に関する人、組織について

  地域に関係する人や組織に関する知識を問います。
(主なキーワード:関係人口 地域おこし協力隊 空き家 小規模高齢化集落 買い物弱者 SRG 日本で最も美しい村 自治体アンテナショップ NPO 地域商社 地域運営組織 労働者協同組合 総合型地域スポーツクラブ レンジャー(自然保護官)) 

 (5)社会に関係する事項

 地域活動において、備えておくべき社会的な考え方に関する知識を問います。
(主なキーワード:SDGs ESG 受注漁 感覚過敏研究所 一社一村運動 寄付 ふるさと納税)

練習問題
次のような形式で出題されます。
販売しております「ファーストステップテキスト」の巻末に、さらに詳しい練習問題サイト(ベータ版)のアドレスのご案内がありますので、よろしければご購入・ご利用ください。

練習問題 1

 

地域で事業を行っていく上で関係する、ブランド化について、次の()に入る最も適切な言葉を選んでください。

「地域ブランド」とは『地域に対する(A)からの評価』であり、地域が有する無形資産のひとつです。

「地域ブランド」は、(B)ブランド(RB= Regional Brand)と、地域の特徴を生かした産品のブランド(PB = Products Brand)とから構成されます。

「地域ブランド化」とは、これら2つのブランドを産品のブランド化からはじめて、同時に高めていくことにより、地域活性化を実現する活動です。

したがって、単に商品に地域名を付して(C)のみを目的とした取組を行うことだけでは、地域のブランド化には該当しません。

<選択肢>

1:国・県  2:消費者 3:地域そのものの  4:宇宙の  5:販売促進

 

正解 (A)2(B)3(C)5

 

練習問題 2

地域で活動する上で、小規模事業者が活用できる小規模事業者持続化補助金の対象となる費目AからCについて、最も適切な内容を選んでください。

 

A:広報費

B:開発費

C:機械装置費

<選択肢>

1:補助事業に関連する資料・図書等

2:展示会・商談会の出展料等

3:新商品の試作品開発等に伴う経費

4:新サービスを紹介するチラシ作成・配布、看板の設置等

5:補助事業の遂行に必要な製造装置の購入等

 

正解 (A)4(B)3(C)5

 

 

練習問題 3

観光に関する組織について、次の( )に入る最も適当な言葉を選んでください。

 

観光地域づくり法人(DMO)は、(A)、商工業、交通事業者、地域住民、(B)など、多様な関係者を巻き込みつつ、(C)に基づく明確なコンセプトに基づいた戦略策定等の科学的アプローチを取り入れた、観光地域づくりの司令塔となる法人です。

<選択肢>

1:役者  2:農林漁業  3:イベント業者 3:国立公園 4:データ  5:人間のカン 

 

正解 (A)2(B)3(C)4